紙の小さな地図かオフライン地図アプリに、昼休み専用の色で今日の軌跡を描き込みます。インクの線が増えるほど、自分の身の丈に合った地理の自信が育つ感覚が面白い。台北では赤い鳥居を三つ見つける、クアラルンプールでは階段を百段上るなど、定量目標を混ぜるとゲーム性が増し、午後の会議の雑談も弾みます。
高層ビルが集まるエリアでは、公開空中庭園やスカイブリッジを使い、上へ下へと移動して視点を変えるだけで気分が刷新されます。シンガポールの高架回廊では潮風と街路樹の匂いが混ざり、香港ではミッドレベルズ・エスカレーターの段差が鼓動にリズムを与える。短い時間でも、風景の層を縦に重ねるだけで記憶に残る濃度が上がります。